@misc{oai:jissen.repo.nii.ac.jp:00001976, month = {2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22, 2019-03-22}, note = {第5集  大型四ッ折版。Millard大型蔵書票貼附。ワイルドは1895年4月3日、其当時の社交界の中心人物の一人であったMarquis of Queensberryを相手取って誹毀の訴へを起こし、敗訴して却って猥褻罪として起訴され、その結果は2年間の牢獄生活を送らざるを得ないということになった。この第五集はそれらのことについての当時の各新闘雑誌の切抜を集めたものであって、ワイルド下獄事件の真相を明らかにする上には不可欠な資料的集大成である。拙著『 英国近世唯美主義研究』の中のワイルド「下獄誌」の一篇は、主としてこの第五集に依ったものである。所収の新聞雑誌にも、前記のもの以外Illustrated Police Budgetというような異色のものまで含まれている。必読すべき長篇記事の中でもTimes, Weekly Edition 所蔵の"Sensational End of the Wilde Libel"と題するものや、更にOld Bailey (中央刑事裁判所)におけるワイルドの生活の種々相の挿画入り解説などは、ワイルド最盛期の華々しい生活を知っている者に取っては、恐らく涙なしには読めぬほど悲惨な記事といえる。水陸両棲の太古の化石であるIguanodonという怪獣の想像画 - 1895年5月18日のIllustrated London Newsに附録として挿入されているこの想像画 - の上に、Queensberryが自箪で'Original answers of Oscar Wilde on the war path of the madness of kismet young males'と書いて、折柄Old Bailey に収監されていたワイルドに送って嘲弄したというこの新間附録の原物そのものが挿入してあるのもこの集の大きな特色といへる。(本間久雄『ワイルド研究資料目録』日本ワイルド協会, 1976.5)}, title = {オスカー・ワイルド新聞雑誌切抜帖. 第5集}, year = {} }