@article{oai:jissen.repo.nii.ac.jp:00000288, author = {粟津, 俊二}, journal = {実践女子大学人間社会学部紀要}, month = {Apr}, note = {P(論文), 問題解決に概念的知識が与える影響について先行研究を整理し、今後の研究課題について考察した。認知科学的な問題解決研究では、問題解決に知識が大きく影響することが知られている。しかし一方で、問題解決に知識を利用させようとすると困難なことも明らかになっている。このパラドックスについて、これまでの知見から知識の特性によって説明することは可能である。しかし、個体と外界との相互作用を重視する視点からこの説明を見ると、内的資源だけの説明でしかなく、知識を利用するときの環境がどのように影響するのかが無視されている。今後、問題解決における知識の役割について、個体と環境との相互作用という視点から解明することが必要と考える。特に、概念的知識が問題解決中の行為に与える影響を記述すること、トップダウン的行為とボトムアップ的行為の統合過程を解明すること、ボトムアップ的行為の抑制メカニズムを解明すること、の3点が重要であることを指摘した。}, pages = {193--211}, title = {問題解決における知識利用 : レビューと展望}, volume = {2}, year = {2006} }